ブルーのユニフォームが「我が」チャージャーズゴール前で踊るチャージャー・ガールズ▼撮影=11/23/03 20年ぶりに、フットボールの試合を見に行った時のことです。
 20年前に見たというのは、NFLの試合ではなく、ユタ州の片田舎での、ハイスクールの対抗戦。それでも充分に、スタンドは興奮の坩堝でした。ルールを知らない私にとっては、ゲームそのものよりも、スタンドを見ている方が、面白かったです。ホストファミリーのお父さんは興奮しまくりで、小生などそっちのけでした。高校の対抗戦でさえ、国歌斉唱・国旗掲揚があったことに、小生は一番感心しました。
 さて、初めてのNFL観戦は、「我が」サンディエゴ・チャージャーズvsシンシナティ・ベンガルズ。実は、ご存知の方も多いかと思いますが、LAにはフットボール・チームがないのです。インディアナポリス・コルツがフランチャイズを変えてLAに来るとか、ドジャー・スタジアムをダウンタウンに移して、跡地にフットボール・スタジアムができるとかいう噂はありますがね。
絶えず踊っているので体力いるでしょうな サンクス・ギビングという、アメリカの「ゴールデン・ウィーク」直前ということもあり、もう既に、バケーションモードの人々が、来るわ来るわ! 駐車場にあふれる車、そしてテールゲイト・パーティ(ワゴン車なんかの後部にキャンプ用品を積んできて、駐車場で繰り広げられるパーティ)……。
 何しに来ているのやら、と思うわけですが、充分盛り上がった後で、ゲームを見て、また盛り上がるのです。野球と違って、試合数が少ないので、フットボールの場合には、盛り上がり方が違います。野球の場合、テイルゲイト・パーティは、オールスターとか、ポスト・シーズンのゲームとか以外は、ないことはないですが、余り見られません。フットボールの方では普通の試合でも、ドンちゃん騒ぎです。
 相変わらず、ルールを覚える気がないので、チャージャー・ガールズの写真も撮ってみました。望遠がないので、小さくてすみません。
 さて、女性と言えば一番下の写真にご注目。
 ガラガラの一番安い席(それでも30ドル以上!)に機嫌よく座っていたら、ハーフ・タイム前になって、黄色のお揃いのTシャツに身を固めた女子高生がうじゃうじゃやってきて、小生たちの席を占拠してしまいました。
 小生たちがそもそも、席を間違えていたことが、引率の先生の指摘で発覚し、そそくさと移動したのですが、そこにも女子高生が増殖し始めたのです。
Yellow Virus まぁ、きぃきぃ声でしゃべるまくるわけではなく、迷惑と言うことではなかったのですが、なんかインパクトがあったもので、ちょっと後ろから撮ってみました。
 試合は、僅差でサンディエゴが負けました。それはともかく、車の海、テールゲイト・パーティ、ビールをがぶ飲みする太った人々……。
 アメリカの文化を改めて垣間見た一日でありました。