ピンクのかばんが気になる▼撮影=03/09/04 ホームレスの都・大阪に住んでいた小生だが、LAのホームレスの多さには感心する。特に、リトル・トーキョーから南へ少し行くと(徒歩では行かないほうが良いが)、その感心は寒心に変わる。
 写真は、運転中に撮ったので、良く撮れていないが、地べたで寝ているホームレスである。場所はサウス・ロサンゼルス。勿論近くで撮る勇気はない。
 ホームレスは申請すると、日当?がもらえるらしい。よくわからん。さらには、慈善団体や教会がタダで食料をくれる。○○○は3日やったらやめられないというが、ホームレスは、その日のうちにやめられなくなるだろう。仕事をするのがアホらしくなる。
 しかし、手続きさえ面倒くさいというホームレスが多く、実際には、リサイクル品の回収などで生計を立てているホームレスが多い。またいずれレポートしたいが、リサイクル品の回収は、非常に金になるのだ。我が家でさえ、3ヶ月溜めたペットボトル、アルミ缶、ガラス瓶などを持ち込むと、$20.00を超えるのだ。毎日こつこつと回収して歩けば、数ドル〜十数ドルにはなると思われる。ある知人は、学校の近所に住んでいるのだが、学生がパーティーで散らかした学校外のごみの中から、掃除をかねてリサイクル品を回収しただけで、1日で$50.00になったという話を聞かせてくれた。
 それ以外にも、勝手に郵便局のドアにそばに立ち、客が出入りするたびにドアを開け、小銭をもらうという、「ドアボーイ」もいる。
 小生はとにかく、自分で生計を立てているホームレスはエラいと思うが、若いくせに、物乞いをしているホームレスには、何かできるでしょ? と言いたくなる。
 因みに、ホームレスは白人と黒人が殆どである。ヒスパニックと東洋人のホームレスには滅多にお目にかかれない。後者は、何とかして、何でもして働こうとする気持ちが、前者より強いのだろうか。