雲霞のように、とも言いたい▼撮影=11/21/05 仕事が忙しくて、気がついたら誕生日(10月14日)が過ぎていた。何歳になったのだろう。自分でも気をつけていないと、間違って言ってしまうことがある。しかも多めに。別に多く言ったからといって、節分の時に食べる豆の数が増えるだけで、うれしくもなんともない。結局年をとってボケてきた、ということなのだろうか。
 あ、忘れるところだった。本題に戻す。
 かねてから、「蟻のように牛がいる」風景をお見せすることについて、予告(?)していたのだが、今年の誕生日に公開するつもりが、これもすっかり忘れていた。誰も覚えていないから、別に構わないのだろうけど。
 改めて写真を見てみると、もう、2年も前に撮ったものだ。最近は5号線で旅行することがめったになくなってしまい、この牛たちとも長らく会っていない。懐かしく思いながら、公開することにしよう。
 クリックして拡大してもらうと良くわかるが、写真の奥のほうでうっすら雲のようになっているところも牛である。見渡す限り牛だ。時速90マイル(約144km)くらいで走っているわけだから、シャッターチャンスを逃している。本当はもっと一面の牛なのだ。
 写真からは伝わってこないが、撮影時に車の窓を開けたら、臭いの臭くないのって!(臭いんだけど)。
 まだ日本にいた頃、松山自動車道(っていうのかな)がまだ開通していなくて、伊予三島のあたりで下道を走っていたら、製紙工場の恐ろしい臭いで、気分が悪くなったことがあったが、住人に言わせると、慣れてしまえば関係ないらしい。このう○この臭いもそうなのだろうか。仮に慣れられるとしても、慣れたくないな。
 そら、あんた、全頭検査なんか、できるわけないって。この牧場だけでこの数だもの。
 ところで、アメリカの牛肉は、硬くてうまくないと思っている半可通が多いと思うが、アメリカの肉も日本と同じ。旨いものは旨いし、不味いものは不味い。それだけのことだ。ファミレスで食うステーキなどは勿論後者だが、日本風のレストランの鉄板焼きなどは、後者であることが結構多いので、そういうところへツアーなどで連れて行かれると、「やっぱりアメリカの肉は不味い」ということになってしまうのだ。
 ちゃんとしたステーキハウスに行けば、そこそこ金はかかる。穴場は? メキシコ料理店。牛肉を食いたかったら、「カルネ・アサーダ」と頼んでみよう。日本の家庭で作るような、小さく切った肉と野菜のソテーが出てくる。値段は店にもよるが、アントレで15ドル以下のところが多い。LAでは市内の「El Coyote」(エル・カヨーテ)というお店がおススメだ。