種類豊富▼撮影=04/20/07 タイトルの歌詞で始まるコマソンを覚えているだろうか。そう、日清のカップヌードルである。
 実はアメリカでも大人気だ。
 写真は某スーパーの即席めんコーナーの一部を撮ったもの。そう、一部だ。袋入りラーメンの種類も結構多いことに驚くかもしれない。
 中央にあるのは勿論日清のカップヌードル。なのに、日本では見慣れないデザインだ。元祖カップヌードルも、カレーも、シーフードもない。実はこの棚ものはすべて現地生産のもので、アメリカのスーパーで一般的に売られているものは、日本のものとは味が全く異なるのだ。
 フレーバーも、チキンベジタブル、ビーフ、シュリンプ、何とかハラペーニョとか、変なのもある。まさに常識とオサラバしている状態だ。甥が来たときに買い漁って帰った。その気持ちはわかる。
 味はまぁ、少なくとも日清のものは我慢できるのだが、いただけないのは麺の質だ。ぼそぼそした感じがして、ぜんぜんスープに絡まない。これはマルちゃんのカップめん(日本の会社のものでは一番安い)も同じで、日本製との大きな違いだ。
 しかし、値段を聞けば許せるかもしれない。何せ、バーゲンの時には、1つ25セントで買えるのだ。そんな日のスーパーでは、ヒスパニックが箱買いしている姿をよく目にする。牛丼といい、カップめんといい、彼らは日本のジャンクフードが好きなようだ。
 日本食を扱っている、日系のスーパーでは、各社のカップめんはそろっているが、日本の約2倍の価格だ。小生の一番のお気に入りは、子どもの頃から大好きだったエースコックのワンタンメン。小学校2年か3年のときに、初めて「調理」したものだ。しかし袋入り、カップともに高価なのでこちらでは買ったことはない。よく買うのは、安売りで日本の価格と同じ位になる中華三昧。恥ずかしながら箱買いだ。
 しかし自己弁護をするようだが、インスタントラーメンに頼るのではなく、中国系スーパーで乾麺を購入し、丸鳥からスクラッチでスープを取る、というような酔狂なこともしているのだ。決してインスタントラーメンに頼っているわけではないのだ。
 何を言っているんだかわからなくなってきた。
 ところで、日清のカップヌードル。初めて食べたのは、小学校4年生か5年生の頃だろうか。こんなおいしいラーメンは食べたことがない、と思ったほど、衝撃的だった。マクドナルドのチーズバーガーを始めて食べた小6のときの衝撃も同じだった。箱買いのヒスパニックと同じレベルの味覚だったのだろう。
 とまれ、消息筋によると、日清のカップヌードル、日本製のものは、輸入停止になるらしい。というのも、スープだか具だかは忘れたが、原材料にFDAが禁じているアレルゲンが含まれているとか。日清の米国市場への輸出は高が知れているので、輸出しなくなるという。
 そう、もう日本製カップヌードルを、米国内では買えなくなるのだ。小生は買ったことがないので平気だ。食べたいという気もあるが、スーパーで表示されている値段を見れば、買う気はしない。そういうことをし始めると、堕落すると、小生は思っている。カップめんが食べたければ米国産を食え。不味いと思うなら、食うな。それだけだ。郷に入れば郷に従え。だ。中華三昧があるじゃないか。
 近頃成田空港では、日清カップヌードルのシーフードを箱買いし、土産に持ち帰ろうとする支那人と思しき人を良く見かけるらしい。「トリビアの泉」で、支那人シェフが選んだ最高のインスタントラーメンだったから無理もないのだろう。これを見れば、一時帰国した日本人が、カップヌードルを箱買いして、アメリカに持ち帰る日も遠くはない。そんな日本人にはなりたくない。
 あ、でも、お土産、贈り物にいただくことは歓迎します。事前に銘柄をお尋ねください。