お馴染みの外観 ▼撮影=07/27/08 カリフォルニア州民になってはや幾年。カリフォルニア州議会議事堂に初めて行った。友人が遊びに来なければ、たぶん行くことはなかっただろう。最近出不精が身についていて、思い切って旅行に出たときか(それでも米国内の場合、結構ホテルにこもってしまう)、買い物に行くとき以外に、ぶらぶらしにいくというようなことがめっきり少なくなった。年のせいでもあるし、ややこを連れて行くのが面倒くさいということもある。だから、こういう機会は重要なのだ。
ドームの内側はこうなっている 日本にはドームそのもの、大阪ドームとか、東京ドームとかのことだが、そういうのは数多くあるが、ドームを持った歴史的建物はないかも知れない。内部はどうなっているのか。結構興味のある方もいるのではなかろうか。え、ないって?
そんなこと言わずに見てほしい。
ここが議院の入り口らしい まぁ、だからといって、立派なフレスコ画でもあるわけではなく、幻想的な幾何学模様がその内側にはあった。議事堂らしく、議会開催中の静粛を促す看板や、この建物自体が博物館になっていることもあり、昔の収税の事務所などのオフィスも再現されていて、見て回るには悪くない場所だ。壁には歴代州知事の肖像が飾られていて、今、大統領時代が再評価されている、ロナルド・レーガンがカリフォルニア州知事を一期だけ勤めたことを、その肖像が思い出させてくれた。
 売店はいわゆるミュージアムショップ。カリフォルニアをモチーフにしたものがいろいレーガン知事も役者出身ろ販売されていて、お土産にはなかなかよろしい。
 絵葉書を買う友人を見ながら、そういえば、ここサクラメントが州都であったことも、そして、この建物のどこかで、アーノルド・シュワルツェネッガー現知事が働いているのかもしれないということを思い出していたのだった。